フィリピン留学の品格

留学サポート係 べんたんのブログ

【実録】イラストでわかる『マニラの睡眠薬誘拐事件・俺43歳アラキン』

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皆さん、こんにちは。pmes卒業生のアラキンです。
現在、パラワン留学から始まった長期の旅をしているのですが、以前も仕事の休みの日を利用して色々な国に行きました。
今回は、皆さんも気になるであろう海外の治安について、僕の体験談を踏まえ、僕なりの意見をお伝えしたいと思います。

マニラで誘拐未遂に遭遇

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今からちょうど一年ほど前、フィリピンのマニラに旅したときの話です。その日は、あまり評判のよろしくないマラテ地区に美しい夕日を見に行きました。
あまりの暑さと歩き疲れで、近くのコンビニにジュースを買いに入りました。
ジュースがたくさん入った冷蔵庫を開け、ジュースに手を掛けようとしたとき!
別方向から違った手が同じジュースを掴み、僕の手と重なり合いました。
ドラマならばとても運命的なシチュエーションで、素敵な音楽が流れる場面ですが、これが誘拐未遂事件の始まりです。。

 

きっかけは作られていた?

そういったきっかけから会話が始まりました。男性一人、女性二人のグループで、彼女たちはセブで保育士をしている、カウントダウンを祝いにマニラに旅行に来ていると言うことでした。
せっかくだから一緒にカウントダウンパーティーに行かないか?ということになりました。話の内容や教えてもらったFacebookの内容もリアルだったのと、マニラのカウントダウンも体験したかったので、一緒に参加することに。

 

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まずは会場であるSMモールに移動。カウントダウンまではまだ時間があるため、食事でもしながら待とうということに。
サンミゲールビールとシーフードで乾杯!
日頃勉強していた英語で楽しく会話をしながら楽しいひと時を。

 

New Year のカウントダウンのはずが...

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食事も終わり、まだカウントダウンまで時間があったので、すぐ近くのバーに行こうということに。通りで流しのタクシーを拾いました。僕は後部座席の真ん中に挟まれるように座りました。多分、逃げられないようにということですね。

 

すぐ近くだというのに30分たっても、まだ着かず。Google mapを見るとどんどんと南の方に。まだかと何度聞いても、もうすぐと答えるだけ。
とそこでタクシーが突然、コンビニの前で止まりました。助手席に座っていたグループの一人が何かの用事でどこかに行ったようです。これはチャンスと思い、

 

「ちょっとトイレに行きたいんだけど」と言った瞬間、タクシーのドアのカギが一斉にロック!

 

偶然、拾ったかのようなタクシーの運転手もグルだったんですね。もう、これはどうにかして逃げなくてはいけないと思い、

 

「トイレに行かせてくれ!小じゃなくて大なんだ!やばい!もう出ちゃう!タクシーがうんこくさくなってもいいのか?」


と叫ぶとようやくドアを開けてくれました。すぐに近くの目の前のコンビニに行って、そこにいたガードマンに


「誘拐されそうになっているから警察を呼んで」


と話していたら、それを見ていたのかタクシーはスーッと走り去ってしまいました。

ただしくは、マニラで"睡眠薬"誘拐に遭遇

とりあえず、解放されて本当にほっとしたのですが、後々に気づいたことにさらに恐怖を感じました。
次の日はバコロドというところに移動したのですが、解放されてから次の日の夜くらいまでの記憶が曖昧なんですよね。どうやってホテルに帰ったかもあまり覚えていません。
ここで初めて、睡眠薬を入れられたんだなということに気が付きました。もともと僕はお酒が好きで強いからなのか、幸いに睡眠薬の効きもすぐには利かずスローだったようです。

 

マニラの睡眠薬強盗は有名だから

マニラでの睡眠薬強盗は有名なので、もちろん知っていました。万が一のために、目の前で栓を抜き、ビンのまま飲むようにしていたのですが。
今でも謎なのですが、どのタイミングで薬を入れられたのか分かりません。。

誘拐の目的は何なのかは分かりませんが、東南アジアだと現金やカード以外にも臓器売買もあるのでとても怖かったです。
ちなみに、その日の夜、おそらくホテル近くに戻ったときに撮った写真がこちら。完全にぶれていて幻想的な写真になっていますが、撮った記憶が全くありません。

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海外の治安について思うこと

誘拐未遂の件については、完全に僕の油断から生まれたものです。確かにマニラは他の東南アジアの地域と比べると危ないですが、一番重要なのは本人の行動です。

「マニラは危ないですよー」ということを伝えたいわけではなく、「こんな行動をとったらこうなりましたよ」というのを伝えたいのです。

 

私の経験から、海外での危険度は「どの国や場所が危ない」という絶対的なもので決まるわけではなく、「その人がどういった人でどう行動するか」「その人がどんな人なのか」という相対的なもので決まります。

 

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例えば、容姿で言えばとてもかわいらしく奇麗な服を着た女性だと危険度が増しますが、タンクトップを着たマッチョな男性だと危険度が減るかもしれません。
また私たちは日本人というだけで、他の海外の旅行者よりも危険度は高くなります。日本人はお金持ちで騙されやすいとの評判が世界では出回っていますので。

 

公式にすると次のようになると思います。


(1,その国の治安状況)×(2,その人の行動)×(3,その人の属性)=その国で過ごす危険度


こんな危ない目に会って言うのもなんですが、ネットや書籍の治安情報は結構大げさなものや嘘が多いと思います。もちろん必要以上に用心すれば、より安全になるので良いのですが、逆に言えば用心しすぎて楽しめないということにも繋がります。海外の方は、本当に損得を考えずに旅人に優しく接してくれる人も多いですからね。ほんと、ここが一番難しいところなんですよね。多くの人、特にあまり海外に行ったことのない人は公式の(1,その国の治安状況)だけで危ないと決めつけている人が多いような気がします。

 もちろん、本人の行動に関わらず、海外の国は日本より犯罪率が高いの間違いありません。でも犯罪といっても色々あります。南米の国などは殺人犯罪率が非常に高いですが、東南アジアでは詐欺や窃盗の犯罪率が高く、同じ犯罪率が高いと言っても中身が違います。

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外務省の海外渡航情報などを参考にしている方も多いと思いますが、アメリカが真っ白(安全)という時点で全く当てになりません。ちなみにアメリカやイギリスなど他の国の海外渡航情報は日本のものとは全く異なります。これは政治的な問題が大きく関わっているからなんですね。

 

用心しすぎず、油断しすぎず

日本人の場合、どちらか両極端になる人が多いような気がします。これをうまくするには、もう経験かその人の能力でしかないような気がします。日本は非常に安全な国でよほどじゃないと人をだます人にも日常的には遭遇しないので、そういった能力が磨かれていないかもしれません。

具体的なアドバイスをできずに申し訳ないのですが、どう行動すればよいかという答えを自分で探していくのも海外へ旅の醍醐味だと思います。
色々な情報を参考にして、最終的には自分で答えを見つけて行動を決めるしかありません。皆さんが海外で、日本では体験できないような素晴らしい思い出を安全に作られることを願っています。

 

アラキンさんのパラワン留学体験談はこちら