実は、ビンのビールを買う前にデポジットを払います。私は近所のサリサリストア(フィリピン版コンビニ)で購入するので、デポジットは1ビンにつき8ペソです。
1リットルのビンは8ペソ(約20円)です。これ、以前はビンをそのまま捨てたりすることもありましたが、ビンをもって行くと、2本で16ペソが返ってきます。
16ペソあれば、フィリピンだとこんな事ができます。
- トライシクルが1回乗れる(お釣りが6ペソ)
- バナナキューを1本買える(お釣りが6ペソ)
- 食堂のドーナツが1個買える(お釣り1ペソ)
これは、見逃せないメリットです。最初にデポジット分の料金も入れて、ビールを購入しているのですが、空ビンを返すときにはそんなことは忘れていて、なんかラッキーな気持ちになります。
空ビンをもっていって、そのまま16ペソ返してもらうのも悪いな!と思うので、その場ですぐ使ってしまいます。しかも、16ペソ以上使ってしまいます。なるほど、これが究極のリピーターをつくる仕組みなのかもしれませんね。
あと、普通にゴミを増やさない方法の1つだと感じました。先日、先進国はゴミをフィリピンに捨てている!とブログを書きました。
粗大ごみになりそうな、家電製品とかそういったものからリサイクル料とかを取るのでは無くて、デポジット制にするのはどうなのでしょうか?
捨てるのにお金がかかるから、不法投棄になるのであって、捨てるとデポジットが返ってくるなら、不法投棄をする人なんていなくなると感じました。
ポイ捨て禁止のプエルトプリンセサ市
プエルトプリンセサの町中にゴミがあまり落ちていません。フィリピン他の町と比べるとゴミが全く落ちてないと言ってもいいぐらいです。これは、プエルトプリンセサ市が現地のフィリピン人に「ポイ捨て禁止」を呼び掛けているからです。
ポイ捨てするとどうなるのか?
- ポイ捨て1回目→罰金200ペソ
- ポイ捨て2回目→罰金300ペソ
- ポイ捨て3回目→罰金1,000ペソ+2か月の刑務所行き
このような罰則があります。あまり守られていないとは思いますが、ポイ捨てしたらダメ!という強いメッセージにはなりますよね。
街には多くのゴミ箱が置かれています。そして、毎日、込み収集車がそのゴミを集めにきます。ゴミ箱に入りきらなくてゴミ箱の横に置いてあるゴミなんて言う景色を沢山みます。
プエルトプリンセサは「the Greenest and the Cleanest City」に選ばれて事があります。「緑が豊かできれいな街」というアワードなのですが、いつまでも緑豊かで清潔であって欲しいと心から願います。
清潔であることは、フィリピンで本当に貴重です。ヒドイ言い方にはなりますが、マニラやセブの町中を歩くとポイ捨てされたゴミの多さにうんざりします。(もちろんゴミの少ない道もあります)さらに、異臭がします。道を歩いているだけで異臭がするので本当に気持ち悪いです。
プリンセサの町中でもゴミ箱の近くは異臭がします。それは、ゴミ箱がそこにあるから仕方ないのですが、ゴミ箱のない普通の道で異臭がすることはまずないでしょう!
おまけ